たくちゃんぐの詩

趣味で、「たくちゃんぐ 」として、音楽活動してます。こちらでは、作詞の勉強も兼ねて、いろんなテーマで詩を作ってみようかと自由詩みたいな適当な感じで取り組んでます。別途アメブロしてますが、こちらでは、詩集として書き残していこうかと♪

生命

生きれなくなれば
命は終わる

 

それなら
命の始まりはどこから?

 

宿る命と生きる命

 

生きたかったはずなのに

終わらせたあの日

 

どんな明日だったのだろうか
君との毎日は

 

愛することがわからない
時間が過ぎるがごとく生きていく

 

終わらせたいと願うのに
誰の許しがいるのだろう

 

どんなに愛しても
どんなに悔やんでも

 

人は必ず忘れていく
哀しみや後悔を置いて
上書きしながら忘れていく

 

寂しさを持ちきれずに
代わりを求めて歩いてく

 

生きていくって
そうゆうことなんだ

相応

相応って言葉

 

何を基準に相応とするのか
わからないけど

 

半世紀生きてきて
今さら愛をかまえるほどの
幼さはなく

 

明日が眩しくなるような
青さもない

 

だからこそ
今の自分相応の生き方を
肩に引っかけながら

重ねて生きていく

沈黙と秘密

沈黙は時には伝わらず

もどかしいものだけど


沈黙がしあわせを生み出すこともある

知らなくていいこともある

忘れていいこともある


そのためには

ぼくは沈黙を続けよう


心の深淵を覗きそうになる

引きずり出したい時もある


それでもぼくは沈黙のまま


だからきみは沈黙のまま


秘密にならないくらい

胸の底に落としていよう

 

鏡の中のキミは

 


いろんな僕を知っている

 


抱かれた幼子と

愛された日々

 


あの頃のぼくらは

笑っていた

 


夢を見て

恋をして

惹かれ合いながら

交ざり会う

 


鏡の中のキミは

寂しそうな瞳をしてる

 


そうだろうね

 


大事なはずなのに

消えない傷を与えてばかり

 


鏡に映った

二人のままでいたかったね

 


キミの瞳に映ったままの

僕ならばよかったのに

 


僕は裏返しに

生きてしまったのかもしれない