たくちゃんぐの詩

趣味で、「たくちゃんぐ 」として、音楽活動してます。こちらでは、作詞の勉強も兼ねて、いろんなテーマで詩を作ってみようかと自由詩みたいな適当な感じで取り組んでます。別途アメブロしてますが、こちらでは、詩集として書き残していこうかと♪

2021-02-13から1日間の記事一覧

Story

黄金色が 今日の始まりの合図のように行くべき先へと走らせる 見送る人と、送られる人 大きな荷物に、ありったけを積めこんで歩いたんだ 少しは下ろしてみないか? うつむく背中を風が、持ち上げた気がした 平らな空を渡る羽根の群れ命をつなぐ旅の途中 僕の…

理由

誰か、受け止めてくれないか 心を、深く深く覗き込めば膝をかかえた少年があの日の答えを待っている 誰か、気づいてくれないか 生きることに意味を添えるように自分の言葉に背きながら隣の道を繰り返すのかな 誰か、振り向いてくれないか 人は、いつでも求め…

風の向こう

風を避けるような恋をしてぼくらは空に憧れた 次の世界を約束した日 この世界の終わりが始まった 消えかけの紅を、なぞるキミは 憧れは届かないことを知っていた 人混みに出ていく背中を終わり方を知ってたように僕はただ、座ったまま見送っていた 空へ飛び…