1人目の僕は、キミのことを想い
2人目の僕は、ふたつの隙間ばかりで
3人目の僕は、キミが好きだった僕だった
ふたり分のチケットを握りしめ
幾度の季節を、送りあった
小さな風が吹き抜けた時
あまりにも幼い隙間に見た夢は・・・
今はただ、あの日の続きが始まって
高い空まで、知らんぷり
背中合わせで、待ち合わせた
雨上がりを見上げながら歩いた分かれ道
知らない景色の風の音
懐かしい声が胸をうつ
あんなに好きだったキミなのに
あんなに好きだったキミなのに
川に落とした、雪解けは色あせて
だから、人は踏み出せるんだ
ちぎれたチケットを握りしめ