たくちゃんぐの詩

趣味で、「たくちゃんぐ 」として、音楽活動してます。こちらでは、作詞の勉強も兼ねて、いろんなテーマで詩を作ってみようかと自由詩みたいな適当な感じで取り組んでます。別途アメブロしてますが、こちらでは、詩集として書き残していこうかと♪

チケット

1人目の僕は、キミのことを想い

2人目の僕は、ふたつの隙間ばかりで

3人目の僕は、キミが好きだった僕だった

 

ふたり分のチケットを握りしめ
幾度の季節を、送りあった

 

小さな風が吹き抜けた時
あまりにも幼い隙間に見た夢は・・・

 

今はただ、あの日の続きが始まって
高い空まで、知らんぷり

 

中合わせで、待ち合わせた
雨上がりを見上げながら歩いた分かれ道

 

知らない景色の風の音
懐かしい声が胸をうつ

 

あんなに好きだったキミなのに
あんなに好きだったキミなのに

 

川に落とした、雪解けは色あせて
だから、人は踏み出せるんだ

 

ちぎれたチケットを握りしめ