たくちゃんぐの詩

趣味で、「たくちゃんぐ 」として、音楽活動してます。こちらでは、作詞の勉強も兼ねて、いろんなテーマで詩を作ってみようかと自由詩みたいな適当な感じで取り組んでます。別途アメブロしてますが、こちらでは、詩集として書き残していこうかと♪

心の空に
内から見ている月と
外から見ている太陽は

 

今のぼくに
どんな灯りを照らすのか

 

悔やんでも悔やみきれないのに
後悔はなくて


今が当たり前なのに
消えたくて


大切なのに
忘れたくて


幸せなはずが
幸せにできなくて

 

人知れず消えてしまえたらと
夢を見る

 

夜はキライだな

それでいい

「それでいい」

 

重力に、負けた鳥のように

落ちてく恋は、背中越しに待つ

夜明けのようで

 

ただ、ただ、今は、時計の早さに

あなたの思い出を見せられている


組み立てながら、昇る階段は

足跡から、崩れていくから

僕らは、新しい朝を歩いていける


君の未来に、思いをはせると
なんだかな

なんだか

優しくなれなくて

 

そこに、僕らはいないけど
知らない明日だからこそ

幸せに色はつく

 

素敵な恋をしたのだから

小さく踏み外した道に

交わした言葉が残れば

それでいい

 

何度も出口を間違えたけど
僕らのことを知る時間達

それが残れば

それでいい

 

いつの日か、君の中を温める風が

優しく胸を撫でたなら

真っ直ぐ前を見ればいい

 

同じ時代に

同じ空の中で

素敵な恋をしたのだから

 

それでいい

 

 

余韻

「余韻」

 

小説を閉じるように
読み終えた恋の余韻
もて余すほどに、つらくなる。

 

知らず、知らずに、僕たちは
しおりを失くしてしまうから
それは、やり直しばかりの恋だった。

 

そのフレーズ見るたびに、君想う。
色褪せない笑顔を、いつまでも。

 

引き合う水面に、戸惑いながら
波の向こう側、憧れよう。

 

ささくれた鱗のように
剥がれた夜を消しながら
確かめるように、
信じ抜くように、窓を開く。

 

愛の行方を、探さない
鳥が、羽ばたき合うように
君の肩を抱き寄せよう

 

愛の行方を、知らない
いつか、暮れてく恋ならば
泣きつくす空を滑らそう

 

水に落ちる波紋のように

君の余韻に手を添えた

 

それは、懐かしくもあり

寂しい揺らぎだった。

 

「道」


白い線から落ちぬよう 次を探した、帰り道。


ルールという重さの中で、
辿るには、あまりにも細く
導くには、一本道で 
リアルな景色は見えそうもない。


真っ直ぐな円に、ふちどる空
星の広さを、映しては
小さな光を繋いでる。


踏みはずした跡を、繋ぐ夢。 
それも、確かな道となる。


僕は、あと何度
この白い線を
踏みはずすんだろう。